スカーサナ(安楽坐)で脳を休める☆

2018/07/26
ヨガインストラクター若葉りな

今日は、脳を休める、集中力を向上させるスカーサナ(安楽坐)のポーズについてお話したいと思います。

 

 


長時間ずっと同じ姿勢で座っていると足が痺れたり、痛くなったりして集中力がなくなってきますよね?

 


でも、スカーサナがきちんと取れると長時間座っていることが出来ます。

 

 

スカーサナは、瞑想に入る入り口とも言われていて、意識を身体の内側に向けて行きます。

 

 

椅子に座ってもたれかかる生活に慣れていると、あぐらの姿勢や正座の姿勢で長時間座ることが難しくなります。

 


普段椅子に座る生活が多いと腹筋や背筋が弱くなり、背筋をまっすぐに伸ばして長時間キープすることが出来なくなってしまいます。

 

 


集中力もなくなるでしょう。

 

 


集中力がないと頭の中で色んな事を考えてしまい、脳が休まず、いつも働いている状態にあります。

 

 


スカーサナをしっかりと取れるようになると、脳も休まり集中力が向上します。

 

 


まっすぐに正しい姿勢が取れるようになると、呼吸も深まり、心も身体も安定して来ます。

 

 

そして、長時間座っていることが「楽」と感じるでしょう。

 

 

瞑想に入る準備のスカーサナ、とても気持ちがいいのできちんと取れるように練習してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

【やり方】


① 長坐で坐ります。

 

 

② 左右の坐骨に均等に体重を乗せます。

 

 

③ 吸う息で両膝を曲げ、吐く息で左右に両膝を開きます。

 

 

④ かかとが前後になるように身体の真ん中に置きます。

 

 

  ※ 膝が上がってしまう方は、かかとを少し前に出すか、膝の下にブロックを入れます。

 

 

 

⑤ 骨盤を立て、左右の高さを整えます。

 

 

  ※ 骨盤が立てられない方は、坐骨の下にブランケットを入れます。

 

 

 

⑥ 吸う息で背筋をまっすぐ伸ばし、胸を開き、肩はリラックスをして左右の高さを揃えます。

 

 

⑦ 手のひらを天井に向けて膝の上に優しく置きます。

 

 

⑧ 背骨の延長線上に頭を置き、顎を軽く引きます。

 

 

⑨ 視線は鼻先遠くを見つめます。(瞑想に入る場合は目を閉じます)


  ★ 3~5呼吸程キープします。

 

 


⑩ 目を閉じている時は目を開け、吸う息で足を前に伸ばします。

 

 

 

 

 

 


【効果】


★ 脳を休める

 

★ 集中力の向上

 

★ 股関節を開く、柔軟にする

 

★ リラックス

 

★ ストレス解消

 

★ 姿勢を整える

 

 

 

 

 


普段外側に向けている意識を内側に向けて、今のご自分の心と身体と向き合いましょう。

 

 

 

 

 

 


今日も皆さまが健康で素敵な1日になりますように☆

 

心からお祈り申し上げます。

 

 

 


若葉りな